毎日がクリスマス♪A棟

ようこそいらっしゃいました。みこひいこの雑記ブログです。

Village ヴィレッジ

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あらすじ

 

夜霧が幻想的な集落・霞門村に暮らす片山優(横浜流星)は、

美しい村の山に建設された巨大なゴミの最終処分場で働いていた。

母の君枝(西田尚美)の作った借金の返済に奔走する一方、

職場の作業員に目をつけられた優は、浮かばれない日々を過ごしていた。

しかし、幼なじみの中井美咲(黒木華)が東京から戻ったことから、

優の人生が変わっていく。

 

感想

 自分は何も悪いことをしていないのに、耐えて耐えて生きている主人公。選択の自由など与えられず、その境遇から汚いものに加担せざるを得ない生き様に、容赦なく降りかかる不幸の連鎖。ひとりですべてを抱え込んで受け入れることに鈍感になってしまった彼の心の暗闇に射した一条の光もあえなく遮られていきます。

暴力シーンが多いのでPG12指定。

 

横浜流星さんは言葉少ない役ですが 佇まいで 心境の変化がわかる素晴らしい演技でした。

最後のほほえみも能面を取った本当の感情を出せたのかな、と思えて後味の悪い映画でした。

 

 

 

 

ゲネプロ★7

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あらすじ

 

若者に人気の7人組ユニット「劇団SEVEN」は、

ハムレットやシーザーといったシェイクスピア作品の登場人物たちが、

真の主役を奪い合う新作舞台「シェイクスピアレジェンズ」の準備に取り掛かる

新メンバー・山井啓介(三浦海里)の加入が間近に迫る中、

カリスマ的存在のリーダー・蘇我が急死。

それ以降、稽古に身が入らず互いのミスを責め合うようになるなど、

劇団の何かが狂い始める。

さらにある秘密が明らかになったことで、

疑念や焦燥感に駆られた7人は迷走していく。

 

レビュー

 

 

これは現実なのか、単なる劇中劇なのか、どこからが現実でどこまでが虚構なのか、

どちらにしても非常にエンターテインメント性の高い映画でした。

照明やアクション 殺陣、もさることながら、メンバーが華やか。

もうこれ以上のキャラが一緒に集まることはあまりないだろうと、急いで観に行きました。

考察がとまりません。ネタバレになるので言えませんが、いろいろと考えられます。

蘇我が命を懸けて作りたかった舞台がこれなのか?

最後の拍手は 蘇我とメンバーの頭の中だけで聞こえたのか?

いやいや

山井(妖精パック)だけが生き残ったのはなぜ?蘇我(オーベロン)も実際は生きていて、目的を達成した拍手だったのかな?ペンダントは洗脳?道具なのかな?

 

うーん わからん。物語を考えた人天才。

結構血のりべったり 血しぶきブッシャーなので PG12になってました。

納得です。

 

映画刀剣乱舞ー黎明ー

『映画刀剣乱舞-黎明-』観てきました。

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この映画は、日本の歴史や文化をベースにした、美しい映像と迫力あるアクションが印象的な作品です。2019年の『映画刀剣乱舞-継承ー』以来の映画化なので、楽しみにしていました。

ストーリーについては、正直なところ深く考えずに楽しめる内容でした。刀剣男子たちが2012年に顕現するのですが、なぜ2012年なのか?ちょっと疑問が残りました。

そしてベースに『大江山の鬼退治』があるので、ここをもう少し深く掘り下げてほしかったです。

女子高生やギャルが、仮の主になるのはちょっと・・・という感じでしたが、まあこんなのもありかな?という感じです。

 

あと本丸が一つではない世界なので、ミュの刀が出演します。特に最後の戦闘シーンは大迫力。前回の映画より確実に見ごたえがあります。

刀剣男子たちの美しさと殺陣が本物なので、少々脚本が散らかっていても 観てよかった!という作品に仕上がっていました。 次作も期待します。

 

エスター ファーストキル Orphan: First Kill(原題)

こんにちは、毎日がクリスマスA棟のみこひいこです。

今回は、今日観てきた映画『Orphan: First Kill』について感想をお伝えします。

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あらすじ

 

2007年、アメリカで暮らすオルブライト家は、4年前に6歳で行方不明となった愛娘エスターの失踪事件に今なお心を痛めていた。そんなある日、エスターが保護されたという思いがけない知らせが夫妻のもとに届く。この奇跡のような出来事を手放しで喜ぶ一家。驚くほど成長したエスターは聡明で才能も豊か。画家の父親に昔以上にべったりだった。また、あの幸せな時が帰ってくるー。

 

前作「エスター」 Orphan/オーファン から13年ぶりに公開された本作は、 前作の前日譚になります。

さて、本作の感想ですが、まずはエスターの演技について。前作でも話題になった、イザベル・ファーマンによるエスター役は、さらにパワーアップして帰ってきました。知的で、冷静沈着で、時には恐ろしい表情を浮かべ、残忍な行為へのためらいは一切ありませんが、とってもエレガントな彼女の演技は、見応え十分です。

また、二番煎じを感じさせないストーリー展開、エスターの行動や、彼女が狙う人々の運命に、目が離せません。特に、ラストの展開は、せつなさすら感じさせられます。

前作を知っている人も知らない人も、楽しめる内容になっていると思います。ホラー好きな方には、ぜひおすすめしたい作品です。

以上、『Orphan: First Kill』の感想でした。

 

お花見

コロナも落ち着いて、

春が楽しいですね。

平日なのに 福田公園へお花見に行ってきました。

 

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白い桜や、ピンクの桜。

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桜並木。

 

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鴨や白鳥も気持ちよさそう。

 

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お昼は近くの

美味しい洋食屋 いち(岡山県倉敷市福田町古新田/洋食) - Yahoo!ロコ

 

にて。

ボリューミーでおなか一杯。

やっぱり花よりだんごか。

 

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宝塚星組 『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』 @シアター・ドラマシティ

礼真琴さんが魅せる、舞台『赤と黒』の熱い唱と演技に心を打たれた

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こんにちは、みこひこです。今回は、シアタードラマシティで上演中の『赤と黒』を、主演の礼真琴さんが演じるジュリアンに注目してライブ観劇したので、その感想をお届けします。

礼真琴さんが演じるジュリアンは、出自の貧しさや社会的地位の低さを克服し、自らの野心と才能を活かして上流社会にのし上がっていくという、複雑な内面を持った人物です。礼真琴さんは、そのような難しい役柄を見事に演じきっていました。

ジュリアンが抱える葛藤や苦悩、その内面の変化を、繊細な演技で表現していたところに驚き、礼真琴さんが演じるジュリアンのクールな表情や、熱い感情の表現も、見事に演じ分けていたと思います。

舞台のセットや演出も、物語の世界観を一層深めていたため、演劇ファンには堪らない作品だと感じました。また、ストーリーの進行上、やや緩慢に感じる場面もありますが、軽快なフレンチロックがそれをわすれさせてくれ、笑いを誘う部分もあり、まさに演劇の進化を感じさせるフレンチロックオペラだと思いました。

有紗瞳さん、上流階級に属する女性の芯の強い表現と人を愛する愛情あふれる表現の切り替えお見事でした。

詩ちずるちゃん、歌うま!

ジェロニモ 暁千星さんも 冒頭でそんなことを申しておりましたが、2人とも、こんな時代に生まれなければ、もっと違った人生を送れたでしょうに。

宝塚版 『赤と黒』は、2008年星組の 安蘭けいジュリアンしか観たことがないのですが、時代が変わり、フレンチロックの『赤と黒』は 暗い感想しか持ってなかった私の心を、どこか楽しいイメージも加えた『赤と黒』に塗り替えてくれたようです。

以上、シアタードラマシティで上演中の『赤と黒』を、礼真琴さんが演じるジュリアンに注目して観劇した感想でした。

 

もう一度見たいけれど、ブルーレイの発売を待つしかなさそうです。