会社を出て、自宅の最寄りの駅に着いて
ほっとしたところ、
トントン
と
肩を叩かれた。
振り返るが、誰もいない。
なんだ、気のせいか・・・
と思い、
歩き始めると
また
トントン
と誰かが肩を叩く。
振り返る。
やっぱり誰もいない。
歩き始めると
肩をトントン・・・
またか・・・
よくあることなのだ。
この世のものではないモノが
私の肩を叩く。
無視していたが、
しつこい。
でも、また振り返るのも
癪に障る。
なので、
振り返らず、
ギリギリ肩が視界に入るくらい
力を入れて 肩を見た。
・・・
黒ずんで 皺にまみれた
指3本
が
視えた・・・
※この話は実話です
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